ビジネスモデル仮説検証プログラム

昨日今日と早稲田で実施している、文科省が推進しているグローバルアントレプレナー育成促進事業(通称EDGEプログラム)「ビジネスモデル仮説検証プログラム」に、メンターとして参加しています。受講者はこれから実現したいと考えているビジネスアイデアを携えての参加。

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真剣度合いが違います!

本プログラムは、米国発の顧客開発、リーン・スタートアップの手法を軸に日本市場向けにカスタマイズを続けています。MVP(Minimum Viable Product:必要最低限の労力で作る、試したい機能を試せる製品)の重要性を学ぶための、デザイン思考のアプローチを用いたプロトタイプ実習では、画用紙やアルミホイムとはさみとノリなどのカンタンに集められる材料を使って、相手のJobを実現するプロトタイプを作成。具体的なモノを見たことによる議論の深まりを、参加者の皆さんは実感できたようでした。

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写真は私が感動したプロトタイプで同情した「大根」と「牛乳」。
A4用紙の紙だけでも(大根の葉っぱは緑のねじり棒)、いがいと色々作れちゃうんです。

このあと、いよいよ顧客開発としてのインタビュー実習が始まります。仮説とMVPを持ってインタビューに回る・・・という地獄の行脚が結果を左右するので、参加者の皆さんには頑張ってください!!!

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KEIO EDGE LABがオープン!!

6月に入りそろそろ梅雨入りを迎える季節になりましたが、連日25度を超えて夏日が続いていると、もう梅雨をすっ飛ばして夏を迎えたような気がします。

いえいえ。まだ6月です。6月は慌ただしい1日でスタートしました。朝7時からSkype MTG。その後11時、13時15分、18時にそれぞれ予定があるという・・・なんとも綱渡り。

18時からの予定がKEIO EDGE LAB “CREATIVE LOUNGE”の開所式への出席でした。出席と言ってもご来場のみなさまが滞りなくすごせるように、裏方で動いておりました。無事に終えることができて良かったです。

多くの方々にご参列頂きました。

多くの方々にご参列頂きました。

EDGE LABOは、文部科学省が推進するグローバルアントレプレナー育成促進事業の一環として設立された研究スペースです。新サービスや新規事業を進めるに当たって、成功の可否にかかわってくるプロトタイプの作成にまつわる、多種多様な最新機器がそろっています。

3Dプリンター、レーザーカッター、テクスタイルプリンター、サンドブラスター、AgICプリンターなどなど(正直、これらを使える今年のDesignProjectは羨ましい)。

衣食住をテーマにしているため、「衣」にあたるミシンも。

衣食住をテーマにしているため、「衣」にあたるミシンも。

開所式から参列頂いた方々には、今回特別にデザインされたKEIO EDGEホッピーが手土産として渡されました。

ラベルは世界のデザイン賞を席巻する田子學によるデザインです!

ラベルは世界のデザイン賞を席巻する田子學によるデザインです!

慶應の学生に限らず、一般の方も自由に使えるLABになるとのことなので、私も活用してみたいと思います!!

終わった!!

昨日無事に、修士論文について、最終提出版と論文投稿形式版で提出しました!

ということで、学校で修了にむけてなすべき作業は、全部終わりました!

あとは、学校からの修了可否を待つばかり。あとは野となれ山となれ状態になります。

これでやっと諸々落ち着いたので、いままでやりたかったことやら止めていたことやらに手を伸ばせるようになります〜。もう映画もみたいし、本も読みたいし、やりたいことがたまっています。

それでも、とりあえず、(せめて)今週末はゆっくりしたいと思います!

ご報告

ご報告が大変遅くなりましたが、先週の修論最終発表のオオトリを無事に切り抜けまして、修論審査会にも無事合格できましたので、修了(卒業)が決定しました!!

きちんと論文の最終版と投稿論文形式の要約版を20日に提出すれば、2年間の学生生活もほぼ終了です。3月末まで学生ですが、一安心できるはず。あともう少し頑張ります。

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写真は息抜きで書いた写経(論文の手直しをやらないといけないのにやる気が出なくてというのは内緒)。もうなんやかんや15年ぶりだったけど、意外と書けてる自分にびっくり。自転車と同じなんだなーと。書きながら、インサイトがバンバンあって、1時間半ほどでしたが、ものすごい楽しい時間でした。でも、文字自体はずいぶん雑になっていたので反省した次第。

次は見本を下に置かないで書きたい。

越境してもしなくても。

この記事はDevLOVE AdventCalendar 2014 「越境」の95日目の記事です。アドベントカレンダーってなに?という方はこちら。100日を目指しているとのことです。

すごいなー。無事に達成しますように。

自己紹介を兼ねたご挨拶

友人から依頼があり越境バトンを引き受けました。が、実はITエンジニアではありません。とはいえ、これでも一応、新卒ではいった会社は独立系SIerでした。プログラマーとしてスタートし、某データベースのインストラクターまではIT業界の会社で働いていました。それから業界を変え、IT系雑誌編集者、PC系書籍編集者、間接部門の制作進行管理、ビジネス書籍編集と、職種を伸ばしてきました。最近では社会人学生もやってます。2013年4月から業務の傍らで大学院に通ってます。勉強会も主宰していたりします。「学びを遊びにする」をテーマに活動するグループにも所属していたりします。なんだろう、やりたいことには片っ端から手を出してます。

思えば越境しまくりな人生です

「越境」と聞いてすぐに思い出したのは、小学校時代でした。越境して隣の学区の小学校に通っていたのです。でも、小さいころは「えっきょう」という言葉をよくわかってませんでした。

今思えば、自分の学区を越えて隣の学区に通っていたわけで。
で。やっぱり大人になっても、気づけば無意識に越境しまくっているわけでして。

自分としては「ただたんに興味の赴くまま手を出していった」わけなのですが、気づけば大学院にまで入学しました。その結果、いろんな方々と出会うことができました。それと、職種をいっぱい経験していたことも良かった。この状況って裏を返せば、どれも中途半端になっている可能性があるわけです。それでも、最近では「いろんなことを経験してきてラッキーだったなー」と思ってます。

これから求められる人材像は

ラッキーだと強く思えたのは、大学院での学びが大きく関係しています。「システムデザイン・マネジメント研究科」と言うながーい名前の学科に通っております(大学で一番長い学科名なんだそうです。覚えにくいのでこのブログではSDMとしてます)。

大学院で学んだことは、1つの分野に特化しているだけでは未来は描けないということです。1つの専門性はもはや当たり前の必須スキル。そこにどれだけ、関連する分野と関連しない分野も含めて、どこまで俯瞰して知識を捉えて、自分のやりたいことに活かせるか。活かせる方法を考えて見つけられるか。大学院では、そのために必要な考え方と方法を学びました。

人から話を聞いて、自分で考えることが大切なんだと思う

職業柄、人と話して業界の情報を集めます。新聞や雑誌は書き手のフィルターが入っている二次情報なので、情報収集の参考にはなりますが、決定はできないと思ってます。実際に現場で働いている方々の話を聞いて(一次情報)、その中で感じ取ることで判断するのがベストです。
あんまり偉そうなことは言えないんですが、それが社会人経験の早いうちで、仕事のスキルとして求められていたのがラッキーだったんではないかと思います。

子どもの頃は何の気なしにできていたのに、「自分の生活範囲を変える」って、大人になればなるほど難しいと思います。でも、実はそんなに気負う必要はなくて、自分の思考がいつもアップデートかかっている環境であればいいのではないか?と思います。生活範囲を変える必要はなくて、人と話していても何をしていても、自分をアップデートしている意識を持てば、それはそれでいいんじゃないかなー。

なんだか言っていることが支離滅裂になってしまいました。めずらいしなー。いや、珍しくないのか。個人的には私は越境してるつもりないんだもの。このテーマは難しいわー。

バトンタッチ

明日はyoko-poohさんですー。
100日目まであと5回!よろしくお願いします!!